静脈内鎮静法とは
歯科治療に対する恐怖心や不安・緊張感を最小限に抑制し、快適かつ安全に治療を施行するために、薬物を使用して管理を行う方法です。
鎮静方法には吸入鎮静法(笑気ガス)と静脈内鎮静法があります。当院でのドルミカムという薬剤を利用しており、静脈内鎮静法の中でも、ある程度意識はあるがリラックスした状態で処置をうけることができます。
ただ、嘔吐反射に対して、当院で使用しているドルミカムにある程度、その反射を抑制することはできますが、嘔吐反射が強い方はドルミカムだけではコントロールができないことがあります。
その場合、当院から別の施設に紹介をさせていただくことになりますので、あらかじめご了承願います。
当院では麻酔科研修を受け、多くの症例を経験している歯科医師が対応します。歯科医師一人で対応するため、記憶が完全になくなる深い鎮静は実施しておりません。なお、インターネットなどで静脈内鎮静法を無痛治療として紹介していることがありますが、静脈内鎮静法では痛みは抑えることはできませんので、通常の麻酔を併用して処置を実施します。
※静脈内鎮静法の予約枠は週1回の1回の枠を基本としています。状況によっては予約が御希望よりも先になること、ご理解をお願い申し上げます。